大晦日に高尾山へ行った。

晦日、11時頃に起きた。

この日は飯能へ行こうと思っていたのだが、11時から支度をして行くとなると到着時間は14時前くらいになってしまう。どうしようかなあ、家でゆっくりしようかなあと迷いつつも、せっかくだしと思って、とりあえず支度をして電車に乗りこんだ。

電車の中で、どこへ行くか考えあぐねて調べていると、どうやら高尾山へ行く方が若干時間がかからないらしい。大晦日といえど午前中には雨が降っていたし、きっと人もまばらだろう。ならば高尾山でも行くか、と行き先を高尾山へと変更した。


高尾山に到着したのは14時30過ぎ。電車に乗っている間は晴れていたのだが、到着するや否や曇ってきてしまった。経路は薬王院に行きたかったので1号路にする。高尾山は何度も登っているのに、薬師院に行ったことがなかったのと、お参りでもするかと思ったからだ。

思っていた通り人もまばらで、曇ってきたためにひんやりしている。

晦日と元日はやはり混むらしく、車両侵入禁止と入場規制を行う可能性がある旨の看板が散見された。

1号路はアスファルトの道で急な坂が続くので、結構きつかった。ダウンとフリースを着込んでいたが、歩いていると暑くなってきたので脱いで歩く。ペースが早かったのか、それでも暑く、1人で汗まみれになりながら登っていく。

ヤマノススメでみたやつ

意外と坂がきつい。

坂の傾斜とかって写真だと上手く映らない。

階段だ!

階段を上り切ったところにある小さな社

東京を一望できる

小さな社を超えると坂が少し緩くなってくる。猿園のあたりになると人もそこそこにいて、お団子などを売っていた。

タコだ!

参道に入る。トラクターが可愛い。

薬王院

手水

本殿。両毛ヤクルト販売(株)。

大きいお寺や神社へ行くと、いくつも社や建物があるので、大体本殿だけお参りしてあとはスルーしてしまう。いいんだろうか。

とりあえず本殿だけお参りして、残りの分社などは軽く見て山頂を目指してまた歩く。

階段だ!(2)

またしばらく登っていると山頂へ着いた。人が全然いない。

こんなに人のいない山頂は初めて見た。

ガラガラ。

曇っているのと夕方なのとであまり景色が見えなかった。

日が暮れる前に降りたかったので、ぐるっと山頂を一周して下山することにした。帰りは稲荷山コース。下りている最中で、なぜか急に晴れて西陽が刺してきた。

冬の暖かな西陽は束の間の幸福。

環状線

16時30頃下山し、帰路に着いた。高尾山は午後から登るのも全然ありだし、大晦日に昼に起きて、午後から登って夕方には帰るくらいの自由さがあってもいいのだという大きな気づきを得た半日だった。

新宿を少しぶらついた後家に帰り、紅白歌合戦を見ながら蕎麦を食べて、寝た。