熊野古道100kmトレイル紀行 ②1日目 那智大社〜小口

4/26(金) 池袋〜那智勝浦

那智勝浦までは南紀勝浦線の夜行バスを使って移動する。新宿の他、池袋、大宮なども通っていて、今回は池袋から乗ることにした。

西武高速バス 南紀勝浦線|西武バス

池袋のバス乗り場は東口のユニクロの前にある見た目普通のバス停で、普段目の前を通っていても全然気づかなかった。早めについたので、近くにあるバスの待合所で待つ。新宿バスタはターミナルのため、人も多いしバスの乗り口も多くて不安になったりするが、池袋のバス停は人も少ないし、乗り場も西武高速バスの場合は一つしかないので快適にバスを待つことができた。21:20乗車、8:20到着予定の11時間のバスの旅の幕開けである。(とはいえども、夜行バスではほとんど寝ているので寝ていたら着くといった感覚だ。)

南紀勝浦線は3列シートの夜行バスで、今までに乗ったどんな夜行バスよりも快適だった。リクライニングもマッサージチェア並にできるし、フットレストのほか、太ももに当たる部分をリクライニング(?)することができる。『水曜どうでしょう』のバスの旅の何かの回で、「枕を上げ下げできる!」といっていたことがあり、それを見た時は「枕を上げ下げできる夜行バスなんてあったかな……」と思っていたのだが、今回初めて枕の上げ下げを体験することができた! さらに、カーテンで完全に隣と仕切ることができるし、USBで充電できるコネクタもついており(上に貼った公式のページだと、なぜかUSBはなく、コンセントが設備としてあるとなっていて、これを信じて電源コネクタを用意していたのに結局使わなかった。)、とにかく快適に過ごすことができた。また、このバスは車内、しかも半地下部分にトイレがあるので、トイレの心配も一応することはない。(しかしながら、みんなリクライニングを全力でするので、トイレの近くの座席でないとトイレに辿り着くことも、トイレから自分の座席へ戻ってくることも難しい。)ただし1つ難点を挙げるとすれば、公式ページだとブランケットの貸し出しがあるとなっているがコロナの関係だか何かで貸し出しを行なっていなかったので、ブランケット前提で短パンを履いていたため足元は少し冷えた。

動く枕。

4/27(土)那智大社〜小口

今までの反省から、今回は耳栓、アイマスク、ネックピローを100均で揃え挑んだので、朝方まで目が覚めることもなくぐっすり眠ることができた。バスに乗ってから30分もしないで眠りにつき、6時頃に目が覚めたので、8時間ほど寝られたことになる。二度寝しようかと思ったのだがなんとなく眠れず、車窓をぼんやりと眺めていた。ちょうど新宮の近くに来ていたらしく、車窓からは海が見えて、埼玉県民の宿命として否応なしにテンションが上がる。9時頃から登り始めるとしたら、その2時間前にはご飯を食べておいた方がいいかと思い、7時頃に車窓を眺めながら高菜おにぎりとツナマヨおにぎりとコロッケパンをモサモサと口に詰める。おにぎりもコロッケパンも意外と重いので、これで荷物が少し軽くなったとちょっと嬉しい。

OKストアで1個50円のおにぎり。ゴミを減らすために自分で包装から取り出してラップに包み変えている。しなしなの海苔も乙である。

その後眠くなってきたので二度寝して、時間通りにバスは那智勝浦に到着した。まだ8時だからかひんやりとしていて、半袖短パンの格好はミスだったかなと思いつつ、歩いていれば暖かくなるだろうという見込みで那智大社までのバスが発着する紀伊勝浦駅まで移動する。

駅へ行くまでの通りにお店がひしめいている。

アーケード商店街。まだ朝の8時なのにお土産屋さんやカフェなどがすでに開いていた。

アーケードを歩いていて、カフェなどが結構開いていたのでOKストアで50円のおにぎりを買わずにお店で朝ごはんを食べてもよかったかなと思いながら歩いていると、おにぎりを売っているお店を見つけて思わず足を止めた。

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さっきおにぎりを食べて荷物を減らしたばかりなんだけどなと思いつつ、誘惑に抗えずお店に入り、悩みに悩んだ結果「エビマヨアボカドおにぎり」と「菜の花塩こんぶ」をお昼ごはんにと購入した。今日のお昼ご飯予定だったカロリーメイトと魚肉ソーセージはいずれ食べよう。思わぬ出会いも旅の醍醐味である。店主の方と少し喋り、こんなに朝早いのに結構お店が開いているんですね、と聞いたところ、和歌山はモーニング文化があるので朝早くからお店をやっているんですよ、とおっしゃっていた。おにぎり2つ分の重さをリュックに追加し、再び駅へ向かう。おにぎり屋さんから少し行けばすでに駅で、ロータリーの横の待合所にはすでに人がまばらにバスを待っていた。

那智勝浦駅

ロータリーにある『秋刀魚の歌』の石碑。さんまおいしいね♪、みたいな平和な歌かと思ったら、谷崎潤一郎佐藤春夫の女をめぐる泥沼恋愛劇「小田原事件」にまつわるものらしい。

バス待合所の横にあるカフェでコーヒーのテイクアウトでもしようかしらと思ってトイレへ向かい、用事を済ませたところ、那智大社へ向かうバスがすでにきてしまっていたのでコーヒーは諦めて慌ててバスへ乗り込んだ。

車窓からの景色はどうしてこう胸が高まるものなのか。

15分ほどで終点の那智山へ到着した。実を言えば、那智大社までは大門という有名な3kmほどの参詣道があり、そこを通るか迷ったのと、那智大社から那智の滝までを歩くかどうか迷ったのだが、ヤマレコのコースタイムが思った以上にかかると表示されていて、今日の目的地の小口自然の家に到着するのが17時予定になっていたので、那智大社からそのまま熊野古道へ入っていくことにした。(準備編でも書いたが、熊野古道のコースタイムは驚くほど甘めに設定されているので、大門も那智の滝も時間に余裕を持って歩くことができただろう。)那智山のバス停で降りても参道の階段は467段上らなければならない。背負っている荷物は家の体重計で測ったときは11kg弱あったが、意外と重いと感じることもなかった。

11kgの荷物をかついで階段をひたすら上がっていく。看板の文句が関西らしい。

階段を登りきればそこは美しい那智大社境内。旅の安全を祈願した。

境内から那智の大滝も遠くに見える。

礼殿と青岸渡寺にお参りを済ませ、虫除けスプレーをして、ヤマレコのGPSを起動し、いよいよ熊野古道へ入っていく。お土産屋さんの横が那智大社からの熊野古道への入り口になっているのだが、最初気づかなく……というよりも階段だったので登りたくなさから無視してお土産屋さんの脇の平坦な道を進もうとしたらヤマレコから間違った道を進んでいますと警告された。目的地の小口までは14kmの道のりだ。

見ないふりを一旦した階段。こういう階段がしばらく続きつづける。最初は寒いなと思っていたのだが、体が温まっていくどころか普通に暑い。こうした石畳や石積みの壁は熊野古道全体でよく見られるのだが、これらがいかにも熊野古道らしさを感じさせる。

30分ほど階段と格闘していると登り切った先に明るくなっているのが見えてきた。

山道を抜けると那智高原公園に着いた。人っ子一人おらず、幻想的な風景だ。遊具などもあり、お昼過ぎなどになれば家族連れなどで賑わうのかもしれない。ここでお弁当を食べてピクニックをすれば気持ちよさそうだし、犬を連れてくれば大喜びで走り回る姿が目に浮かぶが、看板の案内に従ってもくもくとひたすら歩みを進める。

巨大なローラー滑り台もあって、乗ってみたら楽しそうだった。

那智大社から小口までは大雲取越えといって、大雲取山を越えていくルートになる。派手な道のりではなく、森深い山道をひたすらに歩いていくが、山道に敷かれた石畳や石段の風景に鶯など鳥の鳴き声が響き渡っていて、どこか神秘的な雰囲気の漂う静謐な空間が続く。

yamap.com

那智高原を抜けて、再び山道へ。ここからいよいよ大雲取山へ入っていく。

そういえば、4月頃に地図読講習会にいって、地図をなんとなく読めるようになっており、今回も地図を持っていこうか迷ったのだが、範囲が広域すぎて地理院地図で1枚で収まりきらないのと、メジャールートなため今回は紙の地図を持って行かなかった。実際、熊野古道は至る所に看板があったり、ルートでない踏み跡のはっきりとした道には「この道は熊野古道ではありません!」という看板が立っているので、迷うことはないだろう。とはいえ地図読講習で学んだことが無駄かといえばそうでもなく、ヤマレコのGPSと地図を見ながら、これからどんな道をいくのかアタリをつけたり、どれくらい登るのか・降るのかといったことをパッと見て判断できるようになったので、精神的にもかなり楽に登ることができた。

親切。

今回の旅程をヤマレコに入力した時、峠越えをいくつもするかつ、行程が長すぎて圧縮されてしまい、標高の推移のグラフに綺麗な二等辺三角形が続出しており怯えていたのだが、平坦な道もかなり多く、どんどん歩いていくことができた。感覚としては、登りが始まると一気に300mほどあがらされて、そのあと平坦な道が続き、しばらくするとまた急にあがらされるのが続くような感じで、抑揚があり歩きごたえがある。自分の個人的な登り方として、テープや特徴的な木(皮が剥けていたり、色が違っていたり、太かったりとなんでもいい。)を目印に決めて、そこまでは一気に登ってしまい、目印についたら少し足を止めて30秒ほど休憩するを繰り返して登っている。これを何回か繰り返して後ろを振り返ると、いつの間にかもといた場所が全く見えなくなっていてかなり達成感がある。この方法がいいか悪いかはわからないが、小さなゴールを決めてそれを細々ひたすらクリアしていくという方法ではあるので、風景の変わりにくい樹林帯やキツイ登りであってもそれなりに達成感を持って楽に登れる気がする。

写真だと傾斜がなかなか伝わらないが結構な結構な急斜面である。こんな感じで、平坦な道の後に刺激になるような(と言えば聞こえは良い)傾斜が待っていることが多い。

傾斜が続いた後の平らな道、神すぎる。

この辺で持ってきていた骨伝導イヤホンでポッドキャストを聞き始めた。普段帰宅ランの時などにも聞いている『Researchat.fm』というポッドキャストで、バイオ系の研究者三人が論文紹介をしたり、格ゲーやらなんやら雑多なことを話している(真面目な回よりそちらの方が多い)。三人のうちノザキタダスさんという人の興味関心守備範囲がかなりサブカルよりかつ自分とも似ていて、聞いていて面白い。(調べてみて初めて知ったのだが塾高出身らしい。他に前聞いていた‪『奇奇怪怪』というポッドキャストのパーソナリティのTaitanも慶大出身で、意外と世間が狭い。)

researchat.fm

5kmほど歩いた辺りから小雨が降り始め、霧が出てきた。

最初の方は霧だ!と思ってカメラを構えても全然写真に写らなかったが、どんどん霧が濃くなってきたので写真に映るようになってきた。何故か山用語では霧のことをガスと呼び、このような状況をこのような状況を「ガスってきた」というように表現する。

熊野古道を歩いていると、多くの「茶屋跡」と出会うことになる。

熊野古道を通る参詣者は、道中「茶屋」と呼ばれる店で休憩と軽食をとりました。中には宿泊場所 も提供した茶屋もありました。王子社と呼ばれる熊野古道沿いの諸神社の多くも似た役割を果たし ていましたが、茶屋は宗教とは無関係の性質のものでした。
(中略)

1868 年の明治維新後、日本中 の宗教的・社会的変化に伴って熊野への参詣者は激減し、やがて、便利な場所にあった店以外、 全ての茶屋が廃業しました。数軒の茶屋は観光客のための休憩所として再建されましたが、ほとんど の茶屋の跡地には半分地中に埋まった基礎だけが残されています。

引用:国土交通省."世界文化遺産 茶屋とは".地域観光資源の多言語解説文データベース.

とういことで、茶屋跡といっても建物の跡は見ることができないが、時たま屋根があって休憩できるような東屋になっていたりする場所もあった。

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茶屋跡だけに(?)お茶碗のかけらが乗っていた。茶碗のかけらだけではなく、熊野古道では看板の上、大きな石の上や道の端に、石を積んだものなどをたくさん見かけた。石を積むといえば賽の河原を想起させるが、熊野古道はやはり普通の山道とは異なり、自然崇拝に根ざした神道であり、それが今でも生きているというのを感じる。

この辺りになると人と時たま人とすれ違うようになったが、アジア人はおろか日本人はほぼおらず、95パーセントが欧州の人だった。通じるかどうかはともかく、すれ違った時はとりあえず「こんにちは〜」と言いながらすれ違う。

かなり霧が濃くなってきて、写真でもはっきり映るようになってきた。この辺りで森の中でも雨が感じられるようになってきたのでレインウェアを着た。

ちょろちょろと流れる沢沿いを歩いていく。青々とした苔から、多雨の地域であることが実感させられる。

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沢に沿って歩き、大雲取越を越えると国道にでた。ここからはしばらく国道沿いを歩いてまた少し山道に入ってを何度か繰り返して、最後に長い国道歩きを続け、12時前くらいに地蔵茶屋小屋跡に到着した。

国道歩きはあまり楽しくない。雨が本降りになってきたので傘をさして歩いた。

地蔵茶屋跡は新しめでかなり立派な休憩所と東屋、トイレが建っていて、自動販売機もあった。国道歩きを始めてからかなり雨が本降りになってきたのでここで休憩することにした。

地蔵茶屋休憩所|熊野古道|木原造林株式会社

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地蔵茶屋小屋。上のリンクにある写真の通り、中もすごく綺麗で立派だった。

お昼にもいい時間だったので、朝に買ったおにぎりを食べた。優しい味がしたが、山歩きをしていたため、もう少し塩味が効いていたら良かったと思った。エビはゴロッととしたものが入っていた。雨が止む気配がないので、トイレを済ませたり、自動販売機で暖かいカフェオレを買って飲んだり、盗電かもしれないがコンセントがあったのでイヤホンやらカメラやらスマホやらを充電しながら雨足が弱まるのを待つ。自分はau回線でこの場所では電波が通じなかったのだが、ドコモ回線は通じていたようで、一緒に休憩していたご夫婦に雨がいつ頃止みそうか聞くと13時頃になると弱まる予想とのことだったので、13時前頃までしばらく休憩をしていた。小屋はコバエがすごく、ザックを開けっぱなしにしていたら数匹入り込んでしまって慌てて蓋を閉めたり、小屋に記帳するノートがあったので書き込んだり、大雲取山で開催された地元のマラソン(?)大会の記事などを読んだりして時間を潰す。

もう少し味が濃そうな具材を選べばよかったかもしれない。

雨足が若干弱まってきたので、12:45頃に小屋を後にして再び山へ入る。ここからは今日最後の大きな登りで、石倉峠を越えていき、そこを越えたらもう一つ越前峠というのがあるものの、名前の通りそこまで大きな峠でもなく、基本的にはもう降りで小口まで出ていく。

小屋を出てすぐの谷を登っていく。ここの傾斜が今日で1番すごい。

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谷を大きく越えるともう降り基調になっていく。雨足は弱まっているとはいえ森の中でも大粒の雨が降っていた。今回持っていったザックがHyper Light Mountain GearのUnbound40で、完全防水ではないがかなり雨に強いザックなので、中のものが濡れるかもという心配や、ザックカバーの付けはずしなどのストレスなく歩けたのはかなり良かった。

峠を越えると平坦な道になったのでペースを上げて歩いていく。

「虎杖のおどろが下をゆく水の たぎつ速瀬をむすひてのみつ」長塚節の歌らしい。熊野古道にはこうした歌碑がたくさんある。

何故か一升瓶が落ちていた。

越前峠の登り。

いよいよ小口も近くなってきた。

霧が濃く立ち込めていて幻想的だ。

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めちゃくちゃデカいイモリ(?)がいた。

降り切ると一気に植生が変わり、シダ植物が一面に繁茂していた。石畳も相待って、巨大な植物園の温室の中を歩いているみたいだ。

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温室のような道をしばらく歩き続けると、出口が見えてきた。鬱蒼とした木々の向こうに見える明るい光は見えると嬉しいがなんだか少し寂しい気もする。とはいえ、17時着予定だったのが15時前と早めに到着できて一安心(こんなに早く着くなら大門と那智の滝も行けば良かったが、そちらはまたいつか来よう)。
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森を抜けると民家の裏手に出た。奥の民家に犬がいて、めちゃくちゃ目があったのでじっと見ていたら吠えられた。

集落に降りて少し進むと南方商店という個人商店があって、古道歩きの外国の観光客が憩いの場にしていたのかたくさん集まっていた。自分も少し寄ってみて、何か買うか考えあぐねたが、とりあえずキャンプ場にチェックインすることにした。

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雨が降っていたが濁らず綺麗だった川。流れがありゴウゴウと音を立てていた。

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下山口から10分ほどで、今日キャンプをする小口自然の家へ到着した。

kgch-go.jimdofree.com


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小口自然の家は学校を再活用した施設で、キャンプ泊のほか、学校内に客室があるのでそちらに宿泊することもできる。校舎入ってすぐがフロントになっていて、キャンプの受付を済ませたところ、ご厚意で雨が降っているので炊事場の屋根があるところにテントを張って良いよととのことだったので、ありがたく炊事場にツェルトを張らせてもらった。

支配人の方を筆頭に、スタッフの皆さんがとても気さくで暖かかった。

ツェルトを張ったあと、荷物の整理をしたりメンテをしたりした。お風呂に入っても時間がありそうだったので、お風呂の後にポテチを食べようと思い立ち、商店でポテチを購入した後、お風呂に入りにいった。(小口自然の家は宿泊施設なためお風呂があり、テント泊でも追加料金なしで入浴ができる。)

ご覧、ポテチ。あれが川だよ。

まだ時間が浅かったからかお風呂は人がおらず、ゆっくりと入ることができた。滝汗をかきながら歩いていたのでシャワーを浴びれ、しかも広い湯船に浸かれるのがとても嬉しい。お風呂から上がった後、自動販売機でコーラにするかスプライトにするかを迷った結果スプライトを買い、少し前から暇な時にずっと見ているCSIというドラマを見ながらポテチを食べた。

ポテチは湖池屋のこのシリーズと、堅揚げポテトが好き。

ポテチを食べ終わった後、ドラマを見ながら1時間ほど昼寝(?)をして、18:30に晩御飯の準備を始めた。今日の晩御飯はレトルトカレーアルファ米だ。炊事場の電気ポットも使っていいとのことだったのでまたもやありがたく使わせてもらう。

アルファ米にお湯を注いで10分くらい経ったらカレーをストーブで温め始める。

ボンカレー甘口が定番。これは普通のやつだがNEOだともっと嬉しい。

ご飯を食べ終わった後、後片付けや明日の準備をして20:30頃に寝た。明日は2日目、小口〜請川までの道のりだ。雨もいつの間にか止んでいた。

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